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小学生が中学数学を先取り
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小学生のうちから中学生の内容を先取りさせたい・・・
でもどうやったらいいんだろう?

こんな悩みにお答えします。

簡単に言うと

  1. 学習計画を立てる
  2. 単元ごとの基礎概念を理解する
  3. 解法が身につくまで問題を繰り返す

という3つをやればOKです。

といった感じこの記事では小学生が数学を先取りする方法について解説していきます。

注意点
先取り学習のマイナス面などはこの記事では一切解説しません。
小学生が数学を先取りする方法に焦点を当てています。

  • 小学生の範囲は終わっていて抜けがない
  • 親子の関係が良好である
  • 子供に学習習慣があり、学習意欲もある

という前提での解説です。

小学生が数学を先取りするための学習計画

ゴールから逆算して計画を立てる
小学生でも中学生でも大人でも勉強を成功させるには、ゴールを決めてそこから逆算して計画を立てることが必要です。

  1. どのレベルまでやるか
  2. そのレベルに達するために何が必要か
  3. いつまでにやるか

レベルはだいたいこんな感じでわけられます。

  • 発展 (難関私立・国立レベル)
  • 応用 (公立高校入試)
  • 標準 (期末テスト)
  • 基礎 (理解と公式暗記)  

        

これらを期限を考えながら、どこまで目指すかを考えればOK。

  • 小学生のうちに中学3年間の基礎レベルを終わらせる
  • 小学生のうちに中学1年間の標準レベルまで終わらせる

といった感じです。

普通に小学校を卒業した場合は
春休みの間に中学の1学期の基礎を終わらせるくらいが現実的ですよ。

次は理解の方法とその教材について見ていきます。

小学生が中学数学を先取りするための教材

学習の王道パターン
普通に進めるのと先取りする場合の違いは学校の授業を受けていないということです。

だから、学校の授業の代わりになるものを用意すればOK。

学校の授業の代わりになるものは

です。

映像授業

【メリット】わかりやすく、音と視覚によって強制的にインプットできる
【デメリット】読むより時間がかかる

講義系の参考書

【メリット】すぐにインプットでき、細かい部分まで解説がある
【デメリット】読み飛ばしてしまう

それぞれメリット・デメリットがあるので合うほうを使ってください。

個人的には、基本は講義系の参考書で、わからない時だけ映像授業を利用するハイブリッド型がおすすめです。

小学生が数学を定着させる方法

問題を解く
基礎概念を理解したら、問題のパターンごとに解き方を学んで問題を解いていきます。

一巡目は

  1. (まず解いて見る、時間が無いならやらなくてもOK)
  2. 解き方を見る
  3. 解き方を見ずにやってみる
  4. 類題を解いてみて出来るかチェック

2巡目以降は解き方がすぐにわかるかチェックして、必要なら解くという感じです。

解き方を見ても理解出来ない場合は講義系の参考書や映像授業に戻ればOK

教材は必要なレベルに応じて選びましょう。

分厚過ぎるもの一冊より学年別のほうが達成感が得られやすいですよ。

    
別冊の解説も手厚いニューコースやチャート式がおすすめ。

中学3年間の基礎から応用までを一冊でカバーしたいという人は『わかるをつくる 中学数学問題集』でもOK。

映像授業や講義系を反復するよりは、問題ごとのパターンがたくさん載ったものを反復する方が効率がいいですよ。

小学生が数学の基礎を理解するための教材

わかる

ゼロから始められる教材を紹介します。

やさしい中学数学

やさしい中学数学 改訂版
やさしい中学数学 改訂版

きさらぎ ひろし (著)

とことん詳しく丁寧な解説なので分厚くなってしまった理解するための参考書。

先生と生徒の対話方式で講義が進められていくので理解し易くなっています。

特徴
  • 解説が徹底的にわかりやすい(そのため分厚い)
  • 対話形式の解説で読みやすい
  • 類題が別冊になっていて復習しやすい
  • 中学3年分の範囲をカバー
  • 難易度は基礎レベル

別冊の類題は70ページの227問で中学3年間の範囲を網羅できちゃいます。

本の厚さと対話型の解説に抵抗がないなら超オススメです。

ゼッタイわかる

改訂版 ゼッタイわかる 中1数学
改訂版 ゼッタイわかる 中1数学

山内 恵介 (監修), モゲラッタ (イラスト, デザイン), はくり (イラスト), 葛切 ゆずる (著)

漫画で単元の導入があり、会話形式の解説でわかりやすくなっています。

左ページに会話で右のページに問題というカタチで進めやすい。

特徴
  • 1冊がほどよい長さ
  • 漫画での導入でハードルが低い
  • 対話形式の解説で読みやすい
  • 解説と問題が見開きで進めやすい
  • 難易度は基礎レベル

反復もしやすいのでこれ一冊で高速で基礎を完成させることが可能。

勉強が苦手な子でも進められます。

面白いほどよくわかる中1~3数学

こちらも対話方式で解説が進んでいくタイプの参考書です。

学年別で適度な厚さです。

特徴
  • 1冊がほどよい長さ
  • 対話形式の解説で読みやすい
  • 解説と問題が見開きで進めやすい
  • 難易度は基礎~標準レベル

やさしい中学数学よりはレベルが高めなので、初見で利用するなら算数・数学が得意な子がいいと思います。

ひとつひとつわかりやすく

左側にイラストや図解を使ったシンプルな解説と空所補充で右が問題になっています。

とにかく進めやすくて、勉強が苦手な子でも問題なし。

特徴
  • 1冊が薄くやりやすい
  • 見開きで左に解説、右に問題で進めやすい
  • 難易度は超基礎レベル

基礎を固めるだけならあっというまに終わらせることが可能。

ニューコース(参考書)

基礎~標準レベルがメインで応用レベルも多少扱っている参考書。

レイアウトが美しく進めやすくなっています。

特徴
  • 通常の参考書よりサイズが大きく見やすい
  • 基礎~標準レベルがメインターゲット
  • 問題数も充分なので演習不足にはならない

別冊の解説も丁寧なので類題も使いやすいです。

チャート式(参考書)

チャート式 中学数学 1年
チャート式 中学数学 1年
チャート研究所 (編)

レベル帯も構成もほぼ、ニューコースによく似ていて使いやすい参考書です。

特徴
  • 通常の参考書よりサイズが大きく見やすい
  • 基礎~標準レベルがメインターゲット
  • 問題数も充分なので演習不足にはならない

別冊の解説も丁寧で類題や章末の問題もやりやすい。

ニューコースとどちらを選ぶかはほぼ好みの問題。

まとめ

読んでいただきありがとうございます
小学生の数学の先取りでもやることは

  1. 学習計画を立てる
  2. 基礎概念を理解する
  3. 解法が身につくまで問題を繰り返す

といった感じです。

到達レベルと期限を考えて教材を選び、定着するまで繰り返せばOK。

1年あれば、中学3年間の範囲の標準レベルまでは十分に終わらせることが可能。

おすすめの組み合わせは

といった感じです。

上記の例ならニューコースを反復して繰り返して完成させればOKです。

追記:記事中に名前が出たけど紹介していない参考書

小学生が先取りするのに使う参考書ではないけれど、名前が出ていたものを紹介しておきます。

高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編

ニューコースやチャート式が完璧になったあとにおすすめの応用レベルの参考書。

これの例題が完璧なら、ほとんどの公立高校入試対策は過去問をやるだけでOK。

高校入試対策問題集 合格のための神技数学

トップレベルの入試問題をどうやれば解けるかがわかる参考書。

応用レベルが完璧になってから取り組む感じです。

あとはe-Liveなどのオンライン家庭教師などで質問できる環境があると安心です。

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