この記事は『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』に関して以下のような疑問を持っている人向けです。
どういったレベルの人向けなのか?
アプリで解くべきかどうか?
発展問題が難しいって本当?
でる1000は絶対にやるべきか?
まずはこの本をやり切った場合に見える世界は以下の通りです。
- 発展問題も軽く解けるなら30問中27問以上を解けるレベルになる
- 発展問題をやらなくても 25問前後を解けるレベルになる
- 10分以内にパート5を終わらせれるようになる
パート5に関しては860点以上を狙えるレベルになるということです。
TEX加藤 (著)
目次
『でる1000』は初心者でも使える?使う人のレベルは
よく言われるのがTOEIC600点以上という意見です。
ただ、これではTOEICを受けていないという人はわからないですよね。
でる1000に取り組むための最低条件
- 文法は一通りは終わっている
- TOEIC用の単語帳を一冊終わらせている
パート5の問題を解いてみて以下のようなレベル (30問10分(1問20秒))
- 半分以上は正解出来る or 時間をかけたら6割以上
というレベル以上の人に向いています。
つまり、TOEIC初心者でも利用できるけど英語初心者には使えないというわけです。
『でる1000』の使い方はアプリabceedを利用するのがオススメ【使用推奨】
「でる1000」をアプリで使うか書籍で使うかは好みの問題です。
ただ個人的には以下のようなメリットがあるのでアプリabceed版はおすすめです。
- いつでもどこでも問題が解けて隙間時間に使える
- 音声がその場で再生できる
- 解答が予測スコアに反映される
- 自動で間違えた問題にマーク
- ブックマーク機能を利用して苦手問題をまとめたりできる
いろいろな機能も利用出来るのでアプリをオススメしますが、本当に好みの問題です。
発展問題が難しいという評判だけど本当?
『でる1000』の品詞問題だけに『発展問題』という間違いやすいものが出題されます。
『発展問題』は、これまでの品詞問題の解き方で安易に飛びつくと間違うようになっています。
例えば、
というタイプの問題の答えは、普通は形容詞なんです。
『発展問題』だとこの空所の答えが名詞で複合名詞を作るといった問題が出されます。
軽い気持ちで『発展問題』に手を出すと、自信を失って逆に出来なくなってしまう可能性があります。
だから、時間が無かったら飛ばしてもOKと言ってるレビューがあったりするんです。
発展問題に関しては、ほとんど解決策が載っていない
確かに丁寧な解説があるんですが、それを読んで別の似たような問題が解けるところまでは書いていません。
自分で問題を解けるようになるための対策を考える必要があります。
だから、発展問題の100問は他の実戦問題よりはるかに時間がかかるんです。
『でる1000』はTOEICで高得点をゲットするには必須?
確かに『でる1000』は、高得点を取っている方の多くが利用しています。
でも、他にもたくさん問題集はあるので必須というわけではありません。
『でる1000』は一冊でたくさん問題を解ける問題集として使いやすいことは確かです。
解くスピードは間違いなく上がります。
挫折率も高め:解説多めの100問くらいの問題集が合ってる場合も
さすがに1049問は大変です。
また『でる1000』の解説は丁寧ですが、ある程度は出来る人向けになってる部分も多いです。
なぜその答えになるのか理解できないと時間がかかってしまいます。
問題数が少なめでもいいので、答えまでの道筋を詳しく解説するような問題集を利用したほうがいいかもしれません。
例えば『神速100』や『文法特急』とか『900点特急』です。
問題を解くスピードはたくさんやったほうが上がる気がします。
まとめ
TEX加藤 (著)
TOEICのパート5を短い時間で終わらせて高い正答率でないとリーディングで高得点は難しいです。
だから、パート5の得点アップとスピードアップに効果的な『TOEIC L&R テスト 文法問題 でる 1000 問』は、オススメです。
以下のような基準にあてはまる人は
- 英語の基礎が出来ている
- 1049問を復習も含めてやり切る時間がある
- TOEICで900点を超えたい
TOEICのリーディングを攻略したい方は『TOEIC L&R テスト 文法問題 でる 1000 問』を利用してみてはいかがでしょうか?
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