覚えやすいのかな?
こういった疑問にお答えします。
中学版システム英単語<改訂版>は1800の単語、熟語、会話表現、英文法を覚えてしまおうという欲張りセットです。
中学英語のすべてを短い例文560個に詰め込んで、たった40分の音声で網羅できます。
いわゆる例文で覚えるタイプの単語帳です。
この記事では中学版システム英単語のメリット・デメリットを紹介して、ついでに覚え方を提案させていただきます。
霜 康司 (著)
目次
中学版のシステム英単語<改訂版>のメリット【ポジティブな特徴】
以下の通りです。
- 例文560個で1800個の英単語を覚えることが可能
- 音声は無料でダウンロード可能
- 単語だけじゃなく熟語・会話表現・文法が学べる
例文560個で1800個の英単語を覚えることが可能
『中学版システム英単語』は一つの例文につき3.5個の単語が含まれています。
このお陰で40分の音声で全ての英単語を網羅することが可能です。
例文はどれもシンプルで使いやすいものになっています。
例文を使って音読や・リピーティング・シャドーイングをする時にとても効率が良いです。
音声が無料でダウンロードできる
そんなの当たり前では?と思うかもしれませんが単語帳の中には、別売のCDなどを購入しないと音声が利用できないものもあります。
単語だけじゃなく熟語・会話表現・文法が学べる
単語と一緒に熟語が覚えられることはよくあるのですが、文法が学べるのは中学版システム英単語くらいです。
単語帳にしては丁寧な説明がされてます。
英単語は、『学校』『天気』『感情』など使われる場面ごとに分けられていて覚えやすくなっています。
中学版のシステム英単語<改訂版>のデメリット【ネガティブな特徴】
以下の2つです。
- 例文丸暗記はあまり効率がよくない
- アプリが無い
例文丸暗記はあまり効率が良くない
そもそも例文は使い方がわかるように用意されているものです。
覚えるためのものじゃないです。
例文を暗記しようとするとかなりの時間が必要です。
単語4つの意味を個別に覚えるのと例文を覚えるのだったら単語4つの方が、だいたいの人は早くなります。
アプリが無い
ライバルになるターゲットや速読英単語はアプリを利用することが出来ます。
でも、システム英単語にはアプリがありません。
アプリが無いと
- 覚えた単語と覚えてない単語の仕分けが面倒
- 音声の利用が疎かになる
といった問題が起こります。
特徴を踏まえて使い方を提案【例文を使ったパターンプラクティスを】
例文を少しずつ変えてパターンプラクティスを行うということをオススメします。
理由は以下の通り
- 例文がシンプルで短いのでパターンプラクティスしやすい
- 単語を覚えるだけではなく使えるようになる
- 文法なども一緒に使えるようになる
- 見開きの中に入れ替えやすい単語がある場合が多い
パターンプラクティスは文法などを使えるようにするために例文を少しずつ変化させながら、繰り返し発話するトレーニングです。
覚えようとするのではなく、使えるようにするという感じで進めていくというわけです。
例えば、こういった例文があった場合
見開きで開いているページ内に『angry』『sleepy』という単語があったら
I feel sleepy for no clear reason.
というように変えていく感じです。
- 見開きページ内の単語の意味を隠して覚える(無しでもOK)
- 例文の音声を流して、真似て音読
- 例文の一部を入れ替えて発話
- 2~3回くり返す
まとめ:中学版システム英単語は例文で覚える単語帳
霜 康司 (著)
例文で覚えるタイプの単語帳は今から英語を始める人にはお勧めできません。
- 高校生以上で中学レベルの英単語から覚えなおしたい人
- 中学の2年生くらいまでの内容は終わらせている中学生
と少しは英語の勉強を進めている人にあっています。
例文で覚える単語帳ですが、丸暗記するのではなく使えるようにするために利用するのがいいと思います。
英単語をただ覚えるのではなく使えるようにしていきたい方は中学版システム英単語<改訂版>を使ってみてはいかがでしょうか?
fa-graduation-capおすすめ【定期テストがボロボロ】遅れと自信を取り戻す4つのステップ
fa-graduation-capおすすめ【中学生の勉強アプリ30選】