英語の長文が苦手・壁に当たっている
こういった人におすすめの『関正生のThe Rules英語長文問題集』を紹介します。
この問題集は読解・解法・構文のルール84個を問題を解きながら身に付けていくというものです。
これらのルールを身に付けることで
- 大事なところで読めない
- 読めているのに解けない
ということを防げます。
結果、英語の長文問題を読んで解くことにブレがなくなります。
ひとことで言えば英語の長文が出来るようになるというわけです。
それでは『関正生のThe Rules英語長文問題集』について詳しく見ていきますね。
『関正生のThe Rules英語長文問題集』の特徴【おすすめポイント】
以下の通りです。
- 解説が詳しくてわかりやすい
- アプリ『英語の友』で音声が超使いやすい
- 音読がしやすい
- ルールが身に付くように工夫がされている
こういった特徴から英語の長文が安定して解けるようになっていきます。
解説が詳しくてわかりやすい
以下の二つが詳細でわかりやすく解説されています。
- ルールと問題
- 文構造
また解説では本文中から英文を引用しているので、本文に戻って確認する回数が減るようになっています。
解説がわかりやすい上に使っている人のストレスが減る工夫がされています。
アプリ『英語の友』で音声が超使いやすい
普通にダウンロードもできますが、旺文社のアプリ『英語の友』で音声が利用できます。
音声の再生速度を変更したり、3秒戻しや3秒送りが利用可能です。
アプリのおかげでスマホやiPadなどのタブレットがあれば快適に音声が利用できます。
- 音声の再生速度を0.5~2.0倍まで0.1ごとに設定可能
- 3秒送り・3秒戻しが利用可能
- アプリが安定している
音声の利用には書籍に記載されているパスワードが必要です。
音読がしやすい
アプリで音源が利用しやすいということとは別に音読しやすいように工夫がされています。
スラッシュが入っていて、どこまで区切って読めばいいかが一目瞭然です。
さらに和訳のほうにも同じようにスラッシュが入っていて、スラッシュごとに英文に対応しています。
こういった工夫で英語を英語のまま理解できるようになりやすいです。
ルールが身に付くように工夫がされている
以下のような工夫で84個のルールがしっかりと身に付くようになっています。
- 最初にどのルールが使われるかが明示されている
- 一冊の本の中、シリーズの中で何度も同じルールが繰り返される
その結果以下のようなことが解決します。
- 読解ルール:要点がつかめないなど読めない問題を解決
- 解法ルール:読めてるのに解けないを解決
- 構文ルール:大事なところで読めない問題を解決
ただ、繰り返されているものほど重要なので4冊やらなくてもOKです。
使うのがおすすめな人は?
以下の通りです。
- 今から本格的に英語の長文対策を始める人
- 英語の長文が苦手な人
- 壁に当たってる人
逆におすすめじゃない人は
- まったく読めない人(基礎が終わっていない)
- 英語の長文で困ってない人
- 受験目前の人
というわけで英語の長文を出来るようになりたい人で、受験まで少し期間のある人におすすめです。
他の英語の長文問題集との比較
『関正生のThe Rules英語長文問題集』の他にもっといいものがあるならそっちの方がいいですよね。
ライバルになりそうな英語長文の問題集は以下の通りです。
- ポラリス
- プラチナルール
正直、どれもいい問題集で好みとその人のレベルによると思います。
ただ、『ポラリス』や『プラチナルール』はアプリ未対応なので音声が使いにくいです。
大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス
解説が詳しくてわかりやすい問題集です。
レベルが1から3までで3冊の構成になっています。
既にポラリスをやっている人は乗り換える必要は無いです。
『関正生のThe Rules英語長文問題集』の後に余裕がある場合は、目指す学校のレベルの『ポラリス』をやるのもアリだと思います。
fa-close最初にルールの解説が無い
fa-closeスラッシュリーディング用のページが無い
fa-close一番低いレベルでも少し難しい
fa-circle-o完全な白文がある
fa-circle-o文章を読む意義などの説明がある
大学入試 関正生の英語長文プラチナルール
コンセプトも『関正生のThe Rules英語長文問題集』に似ていますが、難しめのレベルしかありません。
日東駒専レベルは余裕だけど、MARCH以上になると苦戦している人が急いで成果を出したい時にオススメです。
fa-closeスラッシュリーディング用のページが無い
fa-close難しいレベルしかない
fa-circle-o量が少ないので周回しやすい
いつまでにどれだけやるべき?
以下の通りです。
- 出来れば全部で2冊以上をやるのがおすすめ
- 高3の8月末まで
出来れば全部やった方がいいですが2冊はやったほうがいいと思います。
何度も同じルールを使うことで身に付けるというスタイルなので、ある程度は数をこなしたほうがいいです。
自分が必要なレベルにあわせてやればいいと思います。
始める時期は英語の基礎(文法や単語)が終わったらいつでもOKです。
終わらせる時期は過去問をしっかりやり込む時間をとるために受験年度の8月末(国公立の人は夏休み前)までがいいですよ。
まとめ
- 特徴:解説が詳しい、アプリと工夫で音読しやすい、ルールが身に付く
- おすすめな人:長文対策を始める人、苦手な人、壁に当たっている人
- どこまでやる:自分の必要なレベルのものを2冊以上やる
- いつまでに終わらせる:受験年度の8月末まで 国公立の人は夏までに
- 他との比較:関先生の長文問題集の最高傑作かも
今回の記事は以上のような内容でした。
『関正生のThe Rules英語長文問題集』は使いやすい・わかりやすい英語の長文の問題集でおすすめです。
安定して英語の長文問題が解けるようにしたい方は、『関正生のThe Rules英語長文問題集』を使ってみてはいかがでしょうか?