

勉強をしたらお小遣いを上げるのはさすがにダメだよね
こういった疑問にお答えします。
この記事の内容は以下の通りです。
- 勉強のご褒美ってあり?【結論は問題なし・お小遣いでもOK】
- 子供の正しい褒め方【インプットを褒める】
- ご褒美は設計が大事!視覚化すればより効果的
今回の記事は書籍『まんがでわかる「学力」の経済学』と自分の家庭で実践していることを元に書いています。
『学力の経済学』のマンガ版で書籍版より簡単に読めるようになっています。
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勉強のご褒美ってあり?【結論は問題なし・お小遣いでもOK】
ご褒美で釣って勉強をさせてもいいし、ご褒美がお金でもOKです。
- ご褒美が勉強に効果的な理由
- ご褒美の上げ方は?【インプットに】
- 本当にご褒美はお金でも大丈夫なの?
それでは以上について解説します。
ご褒美が勉強に効果的な理由
人間は目先の利益を優先するからです。
例えば、大人でもダイエット中に目の前に美味しいものがあると食べてしまうことがありますよね。
こんな感じで、考えれば絶対に食べないほうがいいのに目の前にご褒美があるとそっちを優先してしまうんです。
それを逆に利用して、ご褒美をあげれば勉強を優先してくれるようになるということです。
ご褒美の上げ方は?【インプットに】
結果(アウトプット)じゃなく努力(インプット)に対してご褒美を上げることが大切です。
アウトプットに対してのご褒美だと目先の利益ではなくなっちゃいます。
- アウトプット=テストで100点取ったらご褒美
- インプット=30分勉強したらご褒美
この例だと「30分勉強したら」のほうがすぐにご褒美が貰えますよね。
また「テストで100点取ったら」だと具体的には何をやればいいかわからないし、100点取れないというリスクもあってハードルが高すぎます。
というわけで努力(インプット)に対してご褒美を上げることが大切なんです。
本当にご褒美はお金でも大丈夫なの?
勉強のご褒美にお小遣いを上げてもOKです。
高学年の場合は経済感覚もついてきているので効果的です。
低学年でもお金について教えるならそれ自体が勉強になるので良いと思います。

子供の正しい褒め方【インプットを褒める】
褒めることもご褒美の一つですよね。
子供の褒め方は重要で、褒め方によって全く効果が違ってくるからです。
能力や結果を褒めるのじゃなくて、具体的に努力したことを褒めることが大切です。
具体的に努力(インプット)を褒めた場合
「褒める」というのもご褒美の一つなので、努力を褒めれば目先の利益の効果があります。
具体的に努力を褒めるとさらに努力出来る人間になる傾向があるんです。
「すごい、朝から30分も勉強してたんだね」
などと言うように具体的に褒めましょう。
能力や結果だけを褒めるのは危険
能力ばかりを褒められているとナルシストになってしまったり、難しい問題に直面した時に自信と意欲を失ってしまいます。
また結果だけを褒められていると、失敗を極度に恐れるようになったり結果に対して嘘をついたりしてしまいます。

ご褒美は設計が大事!視覚化すればより効果的
中室牧子(著)松浦はこ(漫画) ディスカヴァー・トゥエンティワン (2018/12/13)
ご褒美を上手く使えば、勉強はもちろんいろんなことの効果がUPします。
具体的な努力に対してご褒美を与えたり褒めたりすることが大切です。
どんなご褒美にするかはそれぞれの家庭で考えてみてください。
ご褒美を視覚化しましょう
目先の利益というだけあって目に見えてるほうが効果的です。
言葉だけの約束だと子供の頭の中から消えてしまいます。
ご褒美の内容がいつも目に入るようにしたほうが頑張ってくれますよ。

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