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応用情報技術者試験の難易度
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応用情報技術者試験を受けようと思うんだけどどれくらい難しいのかな?
勉強時間はどれくらいなんだろう?
独学でもいけるのかな?
取得するメリットってあるのかな?

こういった疑問にお答えします。

結論から言うと

  • 合格率は20%台で難しい
  • 一般的な勉強時間は500時間
  • 独学は可能(簡単ではない)
  • メリットはある

といった感じです。

そこでこの記事では応用情報技術者試験の難しさとその勉強法について解説していきます。

自身の受験体験とIT系の会社の代表として人事に携わっている経験から書いています。

【初心者には難しい】応用情報技術者試験の難易度

応用情報技術者試験は難しい試験である理由は以下の通りです。

学ぶ範囲が広く、全体像がつかみにくい

応用情報技術者は範囲が広くて全体像がつかいみにくい

プログラミング等のIT関連だけでなく、経営戦略や法律など様々な分野を学ぶ必要があります。

そのため、市販のテキストは800ページを超える辞書のような分厚い本がほとんどです。

さらに入門書もないため、応用情報技術者試験の全体像をつかむことが難しくなっています。

一番、簡単なテキストがキタミ式でイラストが多く、読みやすいですが800ページを超えています。
スタディングやUdemyなどの安価なオンライン講座を使ったほうがいいかもです。

午前問題は問題数が多くてしんどい

問題数が多い
IPAの午前問題の中で一番しんどいのが応用情報技術者試験です。

理由は

  • 問題が多い(80問)
  • 知っているだけでなく、正しく理解しておく必要がある
  • 試験時間が長い(150分)
  • 計算問題がある

といった点で体力を消耗させられます。

また、問題数が多いため過去問を解くのにもかなりの時間が必要です。

ただ、

  • 過去問出題率が高い
  • 60点をとればOK

ということを考えれば過去問を反復してやっておけば、十分合格可能

勉強は高速で反復しやすいアプリなどを活用すると楽になります。

午後問題は深い知識と読解力が必要

読解問題
午後の問題は、記述式で13分野から11問が出題され、その中の5問を選択します。

  • 読解力と知識の両方を問われる
  • 問題を選ぶのも大変
  • 試験時間が足りない(150分)
  • 読解問題を5問解くのは疲れる

といった感じです。

ほとんどの場合でプログラミングの問題が簡単なため、プログラミングが出来ると有利です。

午後問題の独学は難しく、とにかく過去問を解きまくるといった力技になりがちです。

【人によって違う】応用情報技術者試験合格までに必要な勉強時間

勉強時間
ゼロから応用情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は500時間と言われていますが、その人のレベルによってかなり違います。

だいたいの目安ですが

  • 基本情報技術者合格なら150時間~200時間
  • ITパスポート合格なら250時間~400時間

といった感じです。

また、勉強時間が多くなるのは全体像がつかみにくいのも関係しています。

ですので、オンライン講座などを活用すると学習時間はかなり短縮できるかもしれません。

【初心者の一発合格は厳しい】応用情報技術者試験の合格率

合格率
過去5期分の応用情報技術者試験の合格者数と合格率は以下の通りです。

試験年度 合格者数 合格率
R5春期 8,805人 27.2%
R4秋期 9,516人 26.2%
R4春期 7,827人 24.3%
R3秋期 7,719人 23.0%
R3春期 6,287人 24.0%

合格率は右肩あがりですが、25%前後なので決して簡単な試験ではありません。

また受験率が

試験年度 申込者数 受験者数
R5春期 49,498人 32,340人(65.3%)
R4秋期 54,673人 36,329人(66.4%)
R4春期 49,171人 32,189人(65.5%)
R3秋期 48,270人 33,513人(69.4%)
R3春期 41,415人 26,185人(63.2%)

65%前後になっていて、3分の一が申し込んだのに受験していません。

つまり、挫折率が非常に高いということがわかります。

こういったことから、

勉強を継続し、最後までやり遂げられる

学習スタイルを作ることが大事だということがわかります。

合格する自信が持てるところまで勉強をして落ちる人は少ない

たしかに合格率は高くなく難しい試験ですが、不合格者の大半は自信をもって受けられるレベルに達してません。

  • 合格者:20%~25%
  • 自信があった不合格者:10%くらい
  • ほぼ記念受験の不合格者:40%
  • 不受験者:30%

正確な数値はわかりませんが、だいたいこんな感じです。

というわけで自信を持って受験できるところまで努力ができれば合格する確率は高くなります。

【独学でもOK?】応用情報技術者試験の勉強法

大きく分けると資格講座を使うか独学かです。

講座を使う場合は、その資格講座のやり方に従えばOK。

独学の簡単な手順は以下の通りです。

独学①:ITパスポートレベル知識の全体像を掴む【初心者レベルの場合】

まずはITパスポートレベルの知識を頭に入れる必要があります。

全体像を掴むのはテキストより動画のほうが効率が良いので

  • YouTubeチャンネル『ITパスポート 絶対合格の講座』(無料)
  • Udemy『ITパスポート 絶対合格の講座』(有料)

のいずれかがおすすめです。

後は独学②に進んでください

出来れば無料のアプリ等で60%以上解けるようになったほうがいいかもです。

独学②:応用情報技術者レベルの知識の全体像を掴む【ITパスポートレベルの場合】

全体像をつかむ
まずは応用情報技術者試験に必要な知識の全体像を掴みましょう。

  1. テキスト(キタミ式推奨)をパラパラっと最後まで読む
  2. アプリや過去問道場でテキストに合わせて分野別に問題を解く

Udemyの午前問題対策を利用するのもありです。

後は独学③を見てください。

独学③:過去問を解きまくる【基本情報技術者レベルの場合】

過去問を解く
やることは以下の通りです。

  1. 午前の過去問を解きまくって最低でも5期分以上は完璧にする
  2. 午後のテキスト(重点対策を推奨)で解き方を学ぶ
  3. 自分が解く分野の過去問を解く・読む

Udemyの午後問題対策を利用するのもありです。

6割を超えればいいので、自分の得意分野をしぼったほうが勉強時間が短くてすみますよ。

応用情報技術者試験の難易度まとめ

読んでいただきありがとうございます
今回は

について解説してきました。

応用情報技術者試験は難関資格ですが、しっかりと対策を立てて勉強時間を確保できれば合格可能です。

ぜひ、チャレンジしてみてください。