今使ってるブラウザの設定を変えずにGoogle以外の検索を使いたい
こういった
- AIチャット(ChatGPT:GPT4)を試したい
- アプリ版Copilotとの違いを知りたい
- Bingで検索してみたい
といった方のために、筆者がアプリ版Bingについて分析した結果をまとめています。
- これまでに1000個以上のアプリを試してきた
- アプリ開発歴3年
- エンジニア歴10年以上
- 生成AI利用歴6ヶ月
アプリ『Bing』はMicrosoftの検索エンジン・ブラウザ『Bing』とAIチャット『Copilot』が一つになったスマホアプリ。
無料で利用可能。
主に、次のような点を重視して、アプリ『Bing』を利用しました。
- Bingアプリの魅力
- Bingアプリのざっくりとした使い方
- アプリBingとアプリCopilotの違い
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Bingアプリの検索エンジン・ブラウザとしての特徴
Bingアプリの検索に関する特徴は以下の通りです。
それではひとつひとつ見ていきましょう。
多様性に優れた検索
Bingの検索は個別記事重視のためGoogleよりも多様性に優れています。
そのため、最新の商品のレビュー記事などは見つけやすいです。
一方でGoogleがサイト全体を重視しているため、似たようなページばかりが表示される傾向があります。
例えば、Googleの検索は
- 検索意図から外れた企業ページが並ぶ場合がある
- 大手サイトの古くなった情報のある記事のほうが重視されてしまう
といった問題が起こりやすくなっています。
一方でBingも
- 日本語キーワードの理解が弱い
- キーワードの順番に左右されがち
といった問題が起こりやすいです。
だから
優れた動画検索機能
Bingアプリの動画検索は、視覚的にも楽しく、音声やプレイリストなどの機能が充実しています。
一方で検索結果の量や質はGoogleの方が優れている場合があります。
Bingの動画検索のGoogleに対するメリット・デメリットをあげると
- 検索結果が見やすいグリッド型式で表示される
- 動画検索結果からウェブページに異動せずに動画を視聴できる
- 1ページあたりの検索結果の表示数が多い
- サムネイルが大きく検索しやすい
- Googleよりも検索結果が少ない場合がある
- Googleよりも検索制度が低い場合がある
- Googleよりも更新速度が遅い場合がある
といった感じでメリット・デメリットがあるのでユーザーの好みや目的に合わせて使い分けるのが良いと思います。
検索ごとにポイントが貯まる
Bingは、Microsoft Rewardsという無料のプログラムに参加することで、検索するごとにポイントを獲得できます。
獲得したポイントは、ギフトカードなどと交換することが可能。
通常の検索だけではなく、動画検索などでもポイントを貰うことが出来ます。
デフォルトのブラウザに表示しているタブを送ることが出来る
Bingアプリで表示しているページを既定のブラウザに送ることが出来ます。
このためサブのブラウザとして使いやすくなっています。
BingアプリのAIチャットとしての特徴
BingアプリのAIチャットに関する特徴は以下の通りです。
ひとつひとつ見ていきます。
GPT-4を無料で利用できる
Bingアプリに搭載されているCopilotを利用すると、ChatGptの有料機能であるGPT-4を無料で利用出来ます。
会話形式で検索が出来る
ブラウジング機能があり、インターネット上の最新情報やWebサイトを簡単に検索できます。
また、GPT4が情報をまとめて網羅してくれるので、短時間で欲しかった情報を見つけることが可能。
また、参照元の情報が載っているので、参照元で確認するのも簡単です。
テキストから画像を作成できる(DALL-E3)
Bingアプリで画像を作成することが出来ます。
例えば、「ドラゴンの絵をアニメ風に書いて」などと入力すると、ドラゴンの画像を作成してくれます。
※商用利用は不可なので、再販などはできません。
会話形式でライティングアシスタントや問題解決ができる
GPT4を使うと様々な問題に対する質問に答えてくれます。
また、ライティングアシスタントに関する機能も非常に優秀で
- アイデアの提案
- 文章の推敲や書き直し
- 翻訳
なども高レベルで行ってくれます。
Bingアプリの使い方
検索エンジン・ブラウザ『Bing』の使い方
下部メニューにある『ホーム』を押せば検索フォームとニュースなどが表示されます。
検索の仕方
検索窓に入力して検索します。
現在開いているタブの見方
下部メニューにある『タブ』を押せばOK。
生成AIチャット『Copilot』の使い方
下部メニューにある『Copilot』アイコンをタップすればOK。
ただし、Microsoftのアカウントにログインしていない場合は、会話のターン数が4回に制限されます。
GPT-4を使用するはスイッチをオンにしてください。
AIチャットのみが必要な場合は
BingアプリからAIチャットを切り出したのがアプリ『Copilot』です。
AIチャットのみでいい場合は、アプリ『Copilot』でOK。
Bingアプリまとめ
Bingアプリを使うと
- 普段使っているブラウザの設定を変えずBingの検索が使いやすい
- スマホからCopilotでGPT-4を無料で利用できる
といったメリットがあり、スマホやタブレットでも様々な作業を効率化してくれます。
仕事もプライベートも勉強などあらゆる場面で活躍するBingアプリを利用してみてはいかがでしょうか？
