スマホを持っていくことが許可されている学校の場合、通学中や塾への道中を見守るサービスはGPS端末やキッズ携帯ではなくスマホ+MVNO(格安sim)も選択肢に入ってきます。
MVNO(格安sim)+スマホで見守りスマホにするメリットや見守りサービスがオプションにあるMVNOやアプリを紹介します。
MVNO(格安sim)+スマホのメリットデメリット
メリット
- アプリが使える(制限可)
- アプリを利用して無料通話が使える
- ウェブサイトの閲覧や動画の視聴が可能(制限可)
- 画面が大きい
- 2年縛りがない
- 親と同じキャリアじゃなくても良い
デメリット
- 子供がペアレンタルコントロールの抜け穴を利用する危険性
- 設定が面倒
- 電池の消費が多い
キッズ携帯やGPS端末を使った見守りサービスと比べると高機能で出来ることが多いです。
しかし、ペアレンタルコントロールを設定する必要があります。
見守りサービスがプランにあるMVNO
高機能な制限ソフトや位置情報確認サービスは料金が高かったりします。
最初からペアレンタルコントロールや位置情報確認のアプリが提供されているMVNOを選ぶのも一つの方法です。
見守りサービスが提供されているMVNOを紹介します。
mineo(マイネオ)
mineo(マイネオ)では月々200円のジュニアパックを使うことで位置情報サービスとフィルタリング機能を使うことができます。
au回線のAプランなら500MBのデータ通信SIMを700円で使うことができます。
最安月額料金:900円
UQ Mobile
「UQ Mobile」では位置情報サービスとフィルタイリング機能は「家族みまもりパック」(380円)をつけることで使うことが出来ます。
月間データ容量3GBまで受信最大225Mbps(超過したら200kbps)のデータ通信プランが980円で提供されています。
他より料金は高いですが回線はかなり安定しています。
最安月額料金:1,360円
TONEモバイル
TONEモバイルは子供向けスマホや家族での利用に特化したサービスを展開していてます。
データ通信量無制限(通信速度は500kbps〜600kbps)で位置情報サービス、スマホの利用制限、フィルタリング機能を使うことが出来ます。
TONEファミリー(1000円)とSMSオプション100円でLINEなどの無料通話とみまもりスマホに必要な機能が利用出来ます。
最安月額料金:1100円(LineがSMS認証の場合)1000円(facebook認証)
ペアレンタルコントロールや位置情報確認のためのアプリやサービス
Google ファミリーリンク
おすすめ
ペアレンタルコントロールから位置情報確認まですべて行える高機能のほぼ無料(1円)のサービスです。
管理用アプリはiPhoneでも利用出来ます。
Life360
おすすめ
家族や子供、友だちとサークルを作成しチャットや位置情報共有をすることが出来るアプリです。
出発や到着時に通知する機能は無料で2ヶ所まで設定できます。
Kidslox(キッズロックス)
有害なアプリ、インターネットサイトを簡単にブロックできるペアレンタルコントロールアプリ。
全ての機能を使うには月額450円がかかります。
まとめ・感想
MVNO(格安sim)を利用すれば高機能で価格を抑えた見守りスマホを作ることが出来ます。
しかし、高機能な分、電池の消費が激しいので余計な機能を利用されると必要な時に「見守り」が出来なくなってしまいます。
また、子供に制限の抜け穴を利用され使ってほしくないアプリを使われてしまう危険性もあります。
スマホを見守りスマホ化する場合はしっかりとペアレンタルコントロールを設定する必要があります。
スマホを見守り化しても子供を危険から守り切れるわけではありません。
子供と不審者対策や交通安全についてしっかりと話す必要があります。